物理学解体新書/携帯版
■慣性の法則(第1法則)■
物体には「力が加わらないかぎり、そのままの状態を続ける」という性質がある。
これを慣性の法則という。
地球上でまったく力が加わらない環境を用意することは、困難である。
しかし経験や知識からイメージすることは可能だ。
宇宙空間を飛ぶロケットが、ジェット噴射を止めたとする。
このロケットは、摩擦を受けないため、減速しない。
そのままの速さで、そのままの方向のまま飛び続けることになる。
一方で、地上で撃った砲弾はこうは行かない。
空気の摩擦で減速する上に、重力で進路が曲がってしまうからだ。
慣性の法則を理解するには、宇宙空間をイメージすればいい。
さらに詳しい情報はPCサイト「物理学解体新書」で確認してください。
携帯版TOPへ戻る