物理学解体新書/携帯版
■作用反作用の法則(第3法則)■
例えば、机の表面を手で押すとしよう。
押す力を強めるほど、手が感じる力は大きくなる。
これは、手が机を押すと、机も同じ大きさの力で手を押し返すからだ。
この場合、手が机を押す力を「作用」、机が手を押し返す力を「反作用」という。
作用と反作用は、大きさは等しく方向が正反対の力のペアなのである。
ここでは、机と手の関係を例示したが、
・ボールが壁に衝突する場合
・バネを伸縮させる場合
・引力や電磁気力で物体同士が引き合う場合
なども作用と反作用のペアの典型例である。
作用と反作用のペアが成立するのは特別な場合ではない。
作用と反作用のペアは力のあるところすべてに成立するのである。
これを「作用・反作用の法則」という。
つまり、力は単独では存在できない。
常にどんな力でも、作用と反作用がペアとなって存在するのである。
作用・反作用の法則はニュートンの運動法則の第3法則である。
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